高野山参りの後は、定額タクシーで癒やしの温泉旅
高野山に古くからゆかりのある地、有田川町。
ここには「温泉」をはじめ、心も体もほっとするスポットがたくさん!
そんな有田川町を気軽に楽しむことのできる配車サービス「みんなの定額タクシー(みんタク)」制度を使ってお得な癒やし旅をしてみませんか?
- 春
- 夏
- 秋
- 冬
- 所要時間
- 1泊2日
- 移動手段
- みんなの定額タクシー(有田川町)

高野山観光
密教の曼荼羅世界が広がる神聖な空間
壇上伽藍は、弘法大師空海が高野山を開山した際に最初に開拓した場所です。817年に弟子たちと共に建立し、完成には十数年から20年の歳月がかかりました。この場所は「弘法大師ゆかりの地」として信仰の中心となっており、密教の世界を表す胎蔵界曼荼羅を象徴しています。参拝の際は時計回りに進むことが推奨され、境内には高野山の総本堂「金堂」や、密教のシンボルとして建てられた朱塗りの「根本大塔」、弘法大師が住んでいた「御影堂」などを見て回ることができます。特に根本大塔は、その美しい姿と重要な役割から多くの参拝者に親しまれています。
- 住所
- 伊都郡高野町高野山152
- 電話番号
- 0736-56-2468
みんタクで移動(1時間半・5000円)
Column
通常のタクシー料金の半額で利用できます!
有田川町では、交通不便地域での交通手段確保や、観光客の交通手段確保のため
「有田川町みんなの定額タクシー」を実施しています。
通常のタクシー利用と異なり、利用時間・車種によって金額が決まる時間貸しタクシーです。
高野山~有田川町間の利用についてもご利用いただけます︕
ご家族やお友達など、乗り合わせてご利用いただくと、さらにお得です︕
高野山~しみず温泉であれば 5,000 円定額でご利用できます

しみず温泉
美しい森と棚田の温泉でリトリート。1日すごせば、心と身体がよみがえる
緑の木漏れ日が降り注ぐ癒しの空間で、檜づくりの湯舟から自然の景色を眺め、歴史ロマンに浸りながら天然温泉を心ゆくまで堪能できます。
冷泉をそのまま使った贅沢な「源泉水風呂」と、潤いたっぷりの「ミストサウナ」の両方が楽しめる県内でも珍しい温泉施設です。
観光スポット「あらぎ島」を見た後に訪れる人も多く、旅の疲れを癒してくれること間違いなし。
- 住所
- 有田郡有田川町清水1233-1
- 電話番号
- 0737-25-1181
- 営業時間
- 11:00~21:00(受付20:30まで)
- 定休日
- 木曜日(要問い合わせ)
あさぎりで宿泊
清澄な山の空気とおもてなし料理に癒される
- 住所
- 有田郡有田川町清水1225-1
- 電話番号
- 0737-25-1181
- 営業時間
- レストラン11:00~15:00(LO14:30)
- 定休日
- 無休
保田紙(体験交流工房わらし)
体験交流工房わらしでは紙漉き体験のワークショップを開催しています。手漉き和紙の作り方を学びながら、自分だけの和紙やうちわを作ることができ、子どもから大人まで楽しめます。
保田紙は、白くて破れにくいのが特徴の手漉き和紙の一種です。約360年前から歴史ある有田川の清水地区で生産されてきました。旧紀州藩(現在の和歌山県)にちなんで紀州手漉き和紙と呼ばれることもあります。
保田紙の歴史
江戸時代、日本では、米、塩、紙の3つを「三白」と言い重宝されていました。1619年に徳川頼宣(1602-1671)が紀州藩主になったとき、米と塩はありましたが、紙が生産されていないことを知りました。これを改善するため、頼宣は庄屋であった笠松佐太夫(1598-1673)に命じて有田川町に紙漉き場を作らせました。佐太夫は他藩の紙漉き場を訪ねて技術を学ぼうとしましたが、職人たちが自らの企業秘密を守ろうとしたので、門前払いにあいました。
そこで佐太夫は、3人のイケメンを現在の奈良にある吉野の紙漉き地区に移住させました。彼らは徐々に地域に受け入れられ、やがて地元の紙漉き職人の女性と結婚しました。そしてイケメンたちは、自分たちの製紙業を確立するための知識を身につけ、花嫁とともに有田川町に戻りました。最盛期には、傘や扇子、書類などの紙を作る家が400軒もあったといわれています。
保田紙の製法
保田紙の製造は、熟練した技術と経験を必要とする、時間と手間のかかる工程です。現在でも、ほとんどの作業は手作業で行われています。主な原料は、1月に収穫される楮(こうぞ)の樹皮です。樹皮は剥ぎ取られ、洗浄され、冬の風にさらされ、煮沸され、きれいに取り除かれた後、水で叩かれて柔らかくなり、繊維が分離します。その後、繊維をネリ(トロロアオイの根から抽出した粘性のある物質)と一緒に水に入れます。湿度や気温に合わせて異なる量の糊が使用されますが、その比率は完全に経験と感覚によって決定されます。木枠に張った和紙をスラリーの中にくぐらせ、パルプが均一に広がるまで揺すります。その後、余分な水分を除去するためにプレスし、丹念に木製の乾燥板にブラシで刷り込みます。ブラッシングが強すぎると紙が破れてしまい、ブラシが不十分だと紙が板にしっかりと接着せず、天日干ししたときに縮んでしまいます。
保田紙の現在
保田紙は、大量生産紙との競争、洋傘の流行の普及により、和紙の市場は激減し、保田紙の生産はほぼ消滅しました。1953年の大洪水により、残っていた紙漉き場の多くが壊滅的な被害を受けました。1979年、残された紙漉き職人たちは、その技術を受け継ぎ、和紙工芸への関心を促進するための機関を設立しました。その構想は、「体験交流工房わらし」の運営に繋がり、今では一般客が和紙漉きを体験できる本格的な紙工房となっています。
- 住所
- 有田郡有田川町清水1218-1
- 電話番号
- 0737-25-0621
- 定休日
- 水・木曜日、祝日、12月29日~1月3日
みんタクで有田川町内を観光(4時間利用・10,000円)
Column
あらぎ島に生石高原など、有田川町の見どころまとめ!おすすめグルメやスポットなどを一挙ご紹介
和歌山県の有田川町は、自然の豊かさを全身で感じられる場所です。棚田の美しい風景が広がる「あらぎ島」や、雄大な景色を楽しめる「生石高原」など、見どころはもりだくさん!また、有田みかんや地元の川魚、山の幸を使ったグルメも楽しめ、自然と食のどちらも見逃せません。今回は、有田川町を訪れたら外せない絶景スポットや美味しいグルメ、おすすめの過ごし方を徹底解説していきます!豊かな自然に癒され、心も体もリフレッシュしてみませんか?

生石高原
360度どこまでも広がる美しいススキの草原
紀美野町と有田川町にまたがる県立自然公園。美しいススキの草原が広がり、標高870メートルの山頂付近からは大パノラマの絶景が楽しめるスポットです。10月上旬から11月中旬にかけてススキの見頃を迎え、地元の人々だけでなく、県内外から多くの観光客が訪れます。10月には銀色に揺れるススキ、11月には朝日や夕日に照らされて金色に輝く草原などの美しい光景が広がります。
おすすめのフォトスポットは「火上げ岩(ひあげいわ)」。この岩は山頂付近に突き出た大きな岩で、雄大な景色を一望できる場所です。岩に腰を掛け、広がる空と草原を背景に撮影すると素晴らしい思い出の一枚が残せることでしょう。大自然を満喫した後は、山頂付近のレストハウス「山の家おいし」への立ち寄りがおすすめ。名物のたまごかけご飯や軽食のほか、地元の農産物、味噌、はちみつ、手芸品なども購入できます。
さらに、生石高原にはキャンプ場もあります。夜には満天の星空が広がり、朝には雲海を望むことができる絶景のロケーション。素晴らしい自然と共に心に残るひとときを体験してみてください。
- 住所
- 海草郡紀美野町中田899-29
- 電話番号
- 073-489-3586
- 営業時間
- 9:30~16:30
- 定休日
- 年末年始