東京・大阪発、高野山から熊野まで!宿坊と熊野本宮温泉に泊まる2泊3日(復路 名古屋経由)

東京または大阪から出発し、高野山と熊野を巡る2泊3日のコースです。

1日目は高野山で宿坊に泊まり、心身をリフレッシュ。2日目は奥の院を観光した後に熊野へ移動。熊野本宮大社を訪問後、熊野本宮温泉でゆっくりとくつろぎます。3日目は熊野観光を堪能し、紀伊勝浦から名古屋を経由して帰路の途へ。

移動には公共交通機関を利用します。

歴史と自然の魅力をたっぷりとお楽しみください。


※モデルコースは土、休日ダイヤを基に作成しています。平日は本数・時刻が異なる可能性があります。

※2024年4月時点のダイヤを基に作成しています。

所要時間
2泊3日
移動手段
新幹線、電車、バス、徒歩
東京・大阪発、高野山から熊野まで!宿坊と熊野本宮温泉に泊まる2泊3日(復路 名古屋経由)
Start
1日目
・新幹線「のぞみ63号」:東京駅(08:48発)→新大阪駅(11:15着)
・地下鉄御堂筋線:新大阪駅→なんば駅(所要時間 約15分)
・大阪メトロなんば駅~南海なんば駅:徒歩で約5分
・南海高野線「特急こうや11号」:南海なんば駅(13:00発)→高野山駅(14:29着)

高野山駅

高野山駅に到着!

高野山内はバスを利用するのが便利です。お得な「高野山・世界遺産きっぷ」もぜひご利用ください。

電話番号
南海電鉄コールセンター 050-3090-2608(8:00~21:00)
高野山駅前バス停~千手院橋バス停まで約10分、
その後徒歩ですぐ

高野山宿坊協会 中央案内所 

高野山の詳しい情報はここでGET!

高野山の観光前の立ち寄りがおすすめ。レンタサイクル・音声ガイドの貸し出し、体験の予約なども可能です。また、コインロッカーも設置されているので、荷物を預けて身軽に観光を楽しめます。

住所
和歌山県伊都郡高野町高野山600
電話番号
0736-56-2616
営業時間
8:30~17:00(3月〜12月)
9:00~17:00(1月・2月)

【昼食】精進料理

高野山に訪れたらぜひ食べてみたい精進料理。宿坊に泊まらなくても予約をすればランチでの利用も可能。食事処でも提供されているので、気軽に味わうことができます。

千手院橋(西)バス停~金堂前バス停までバスで約5分、
その後徒歩で約5分

壇上伽藍

密教の曼荼羅世界が広がる神聖な空間

壇上伽藍は、弘法大師空海が高野山を開山した際に最初に開拓した場所です。817年に弟子たちと共に建立し、完成には十数年から20年の歳月がかかりました。この場所は「弘法大師ゆかりの地」として信仰の中心となっており、密教の世界を表す胎蔵界曼荼羅を象徴しています。参拝の際は時計回りに進むことが推奨され、境内には高野山の総本堂「金堂」や、密教のシンボルとして建てられた朱塗りの「根本大塔」、弘法大師が住んでいた「御影堂」などを見て回ることができます。特に根本大塔は、その美しい姿と重要な役割から多くの参拝者に親しまれています。

住所
伊都郡高野町高野山152
電話番号
0736-56-2468
徒歩で約10分

高野山霊宝館

高野山霊宝館は、高野山内の貴重な文化遺産を保存展観する施設として大正10年(1921年)に開設されました。この時に建てられた本館は、登録有形文化財として指定されています。国宝21件、重要文化財147件、和歌山県指定文化財16件、重要美術品2件、合計182件、約2万8千点弱を収蔵するほか、年間を通じて企画展や特別陳列、常設展示を企画し、展示公開にあたっています。

住所
伊都郡高野町高野山306
電話番号
0736-56-2029
営業時間
【5月~10月】8:30~17:30
【11月~4月】8:30~17:00
※入館は各閉館時間の30分前まで
定休日
年末年始
徒歩で約5分

金剛峯寺

歴史が息づく高野山真言宗の総本山

金剛峯寺は、山のほぼ中央に位置する高野山真言宗の総本山で、全体の宗務を司っている寺院です。豊臣秀吉が母の菩提寺を建立し、その後隣の寺と合併して金剛峯寺と改称されました。松と鶴が描かれたふすま絵がある大広間や、その奥には持仏間、さらに柳と鷺が描かれたふすま絵の「柳の間」などがあり、美しく施された装飾は見ごたえがあります。柳の間は、ここで豊臣秀次が自害したことから「秀次自刃(じしん)の間」とも呼ばれています。

境内には、約2,340平方メートル(約707坪)の面積を持つ日本最大級の美しい石庭「蟠龍庭」があり、静かな雰囲気の中でゆっくりと散策することができます。歴史ある建築や美しい庭園をじっくりと楽しみ、心の安らぎと荘厳さを体感してみてください。

住所
伊都郡高野町高野山132
電話番号
0736-56-2468
営業時間
8:30~17:00(受付16:30まで)
宿泊先の各宿坊まで移動

【宿泊】高野山で宿坊体験

歴史に想いをはせて癒しの時間を

高野山の旅は、宿坊選びも楽しみのひとつ。50以上の寺院が宿坊として利用でき、美しい庭園やお風呂などを楽しめるお寺など魅力も特徴もそれぞれ。翌朝は本堂での早朝勤行に参加することもできます。

高野山の神聖な空気の中で、日常から離れた特別な体験をお楽しみください。

2日目
<徒歩の場合>
約1時間

<バスの場合>
千手院橋(東)バス停~奥の院前バス停まで約10分
奥の院前バス停から徒歩で約15分

奥之院

弘法大師空海を祀る神聖な場所

奥の院は、弘法大師空海の御廟がある場所で、壇上伽藍と並ぶ高野山の二大聖地の一つ。高野山の信仰の中心とされています。弘法大師は853年に62歳で入定し、以来1200年にわたってこの地で永遠の瞑想を続けていると信じられています。

樹齢千年を超える杉木立が生い茂る参道は、一の橋から御廟まで約2キロメートル続き、20万基以上の供養塔や墓石が並んでいます。ここには皇族や大名、文人、庶民など、さまざまな階層の人々の墓石があり、法然、親鸞、上杉謙信、織田信長、伊達政宗、武田信玄、豊臣一族のものも含まれています。参道を歩くことで、多くの人々の歴史や信仰の深さを感じることができます。

奥の院の参拝は、一の橋を渡り、参道に沿って並ぶ墓碑を眺めながら進んでいきます。中の橋を渡り、水向地蔵を過ぎ、御廟橋を渡ると、いよいよ御廟のある聖域へと足を踏み入れます。弘法大師御廟の拝殿にあたる燈籠堂には、多くの燈籠が祈りを込めて奉納されており、その光が厳かな雰囲気を醸し出しています。さらにその先に進むと、弘法大師の御廟があります。ここでは、心を静め、自分の願いや感謝の気持ちを込めて丁寧に祈りを捧げることで、弘法大師の存在を身近に感じることができるかもしれません。再び御廟橋を渡って戻る際には、弘法大師が参拝者を優しく見送ってくださっていると信じられています。

住所
伊都郡高野町高野山550
電話番号
0736-56-2468
営業時間
【奥之院 御供所(納経所)】
夏季(5月~10月) 8:00~17:00
冬季(11月~4月) 8:30~16:30

【奥之院 燈籠堂】
開堂時間 6:00~17:00
地下法場参拝 6:00~16:45
供養受付 8:30~16:30 ※予約不要
読経開始時間 9:00/10:20/11:30/12:40/13:40/14:40
ご祈祷受付 8:30~16:30 ※予約不要
※上記の時間以外で、下記日程・時間においては燈籠堂が再開堂いたします。
 1月1日 元旦 0:00~2:00頃
 8月13日 萬燈供養会(まんどうくようえ) 19:00~21:00
 10月1日~3日 萬灯会 19:00~21:00

Column

奥之院燈籠堂

早朝6:00から開堂されている高野山の信仰の中心で弘法大師の御廟を礼拝する拝殿。

堂内には消えずの火として祈親上人が献じた祈親燈(きしんとう)、白河上皇が献じた白河燈、祈親上人のすすめで貧しいお照が大切な黒髪を切って献じた貧女の一燈、昭和天皇によって献じられた昭和燈の他、2万基以上の献灯が奉納されています。


・燈籠堂開堂時間 6:00~17:00 


・聖地巡礼バス(南海りんかんバス)約1時間:千手院橋(東)(9:55発)→奥之院前(10:01発)→護摩壇山(10:50着)
・聖地巡礼バス(龍神バス)約3時間20分:護摩壇山(11:05発)→本宮大社前(14:22着)
※南海りんかんバス、龍神バス共に、4月1日~11月30日の間運行(予約制)火曜日水曜日は運休

熊野本宮館

熊野本宮の観光拠点

熊野本宮や熊野古道に関する観光情報や地域情報を案内しています。

「展示&交流空間 Kii Spirit」(和歌山県世界遺産センター)では、エントランスゾーン、回廊ゾーン、ガイダンスゾーンに分かれ、ジオラマや映像を使って世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を学ぶ展示や解説が紹介されています。

住所
和歌山県田辺市本宮町本宮100-1
電話番号
0735-42-0751
営業時間
9:00~17:00
定休日
無休
徒歩で約5分

熊野本宮大社

古式ゆかしい雰囲気が漂う聖地

ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に登録されている熊野本宮神社。神秘的な力を感じることのできる熊野三山の一つで、かつては熊野の神といえば本宮のことを表しているとされてきました。

一歩足を踏み入れると、自然の息吹と歴史の重みがゆったりとした時間の流れとともに感じられます。桧皮葺で白木造りの社殿は国の重要文化財に指定され、主祭神である家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、スサノオノミコト)が祀られており、毎年多くの参拝者が訪れます。

宝物殿には、国指定重要文化財の「鉄湯釜」をはじめとする貴重な宝物が収蔵されており、歴史を感じさせます。また、熊野信仰の象徴である八咫烏(やたがらす)をデザインモチーフにした瑞鳳殿には茶房やカフェ、土産店などが併設されており、参拝の後にゆっくりと一息つくのにも最適です。

住所
田辺市本宮町本宮
電話番号
0735-42-0009
営業時間
8:00~17:00
徒歩で約10分

大斎原(おおゆのはら)

明治22年(1889年)の大洪水まで熊野本宮大社のあった旧社地。神が舞い降りたという大斎原は、近年ではパワースポットとして人気をあつめています。

住所
田辺市本宮町本宮
電話番号
0735-42-0009
大斎原前バス停~湯の峰温泉バス停までバスで約20分

【宿泊】熊野本宮温泉郷

由緒ある癒やしの名湯

熊野本宮大社近くに湧く3つの温泉地(湯の峰温泉、川湯温泉、渡瀬温泉)で心と体のリフレッシュを。


■湯の峰温泉

1800年もの歴史があり、昔ながらの温泉情緒があふれる秘湯。七色に変化するといわれる「つぼ湯」は世界遺産にも登録されており、たくさんの観光客が訪れます。湯の峰温泉の中央にある河原では、湧出温度が90度を超える湯筒を利用して、卵や野菜を茹でる光景が見られます。


■川湯温泉

熊野川の支流である大塔川の川底からは70度以上の温泉が常時湧き出ており、自分の好きな場所を掘って湯舟をつくることができる、全国でも珍しい温泉地。夏は川遊びをしながら温まり、冬は広大な露天風呂「仙人風呂」が設けられます。水着着用でご入浴ください。


■渡瀬温泉

熊野本宮大社から車で約10分。熊野古道ウォーキングには絶好の宿泊地です。天然温泉源泉かけ流しの大露天風呂でリラックスしたり、キャンプ場やコテージで熊野の自然を満喫できます。翌日に備えて心身ともにリフレッシュできます。

3日目
バスで約1時間:湯の峰温泉(8:31発)→渡瀬温泉(8:37発)→川湯温泉(8:39発)→新宮駅(9:37着)

新宮駅

荷物は新宮駅コインロッカー又は観光協会に預けると身軽に観光を楽しめます。

※新宮市観光協会は17:00まで

徒歩で約20分

熊野速玉大社

境内にそびえる樹齢1000年のナギ

鮮やかな朱塗りの社殿とともに、深い信仰を集める霊場として知られる熊野速玉大社。熊野三山のひとつで、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に登録されています。主祭神として祀られているのは、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ、イザナギノミコト)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)。境内には、天然記念物に指定されるご神木・樹齢1000年のナギの大樹があり、その荘厳な姿から長い歴史と神秘的なエネルギーを感じられます。

また、熊野神宝館には室町時代の蒔絵手箱や檜扇など約1,200点にものぼる国宝が保管され、その一部が公開されています。室町時代に足利義満公が奉納したと伝えられる調度品などの展示物は見ごたえがあり、日本の歴史の深さを感じさせる貴重な文化財の宝庫となっています。 

住所
新宮市新宮1
電話番号
0735-22-2533
営業時間
【熊野神宝館】9:00~16:00
徒歩で約15分

神倉神社

新宮の街を見守る巨岩を祀る神社

権現山(神倉山)の中腹に鎮座する歴史ある神社。熊野の神々が最初に降臨した聖地とされ、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産でもあります。

天ノ磐盾(あまのいわたて)という崖の上にあり、538段の急峻な石段を登ったところにある蛙の姿に似た巨岩「ゴトビキ岩」が御神体。熊野古道の一部であるこの石段は源頼朝寄進と伝えられ、悠久の歴史を感じさせます。

神社の石段は急勾配のため、運動靴での挑戦がおすすめ。登頂後に見下ろす市街地と熊野灘の眺めは、新宮市随一のビュースポットです。


毎年2月6日の夜に行われる火祭り「御燈祭(おとうまつり)」の舞台としても知られます。白装束に荒縄を締めた約2000人の男子が松明を持ち、山頂から急な石段を駆け下りる「火の滝」をひと目見ようと全国から多くの観光客が訪れます。

住所
新宮市神倉1-13-8
電話番号
0735-22-2533
神倉神社前バス停~新宮駅バス停までバスで約10分
または徒歩で約15分

【昼食】新宮市内

名物を味わうのも旅の楽しみのひとつ。

めはりずしやさんま姿寿司、茶粥などの郷土料理、熊野牛など、新宮には美味しい地元グルメがたくさんあります。


※昼食後、新宮駅でコインロッカーに預けた荷物を受け取るのを忘れずに! 

・路線バス:新宮駅(13:00発)→那智駅(13:28着)
・路線バス:那智駅前バス停(14:03発)→大門坂バス停(14:14着)

世界遺産 熊野古道:大門坂

古道の雰囲気が残る石畳の参詣道

入口に樹齢800年の夫婦杉がそびえ立つ大門坂は、熊野那智大社の門前町へと続く歴史ある小道です。約600mの苔むした石段の両側には、昼間でも薄暗い雰囲気を漂わせる深い杉並木が続き、当時の風景を色濃く残しています。

住所
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
電話番号
0735-52-5311(観光案内所)

Column

平安衣装を着て歩いてみよう

大門坂入口付近の「大門坂茶屋」では平安の熊野詣をイメージした衣装を着て散策ができます。旅の思い出にいかがですか。

平安衣装を着て歩いてみよう
徒歩で約1時間

熊野那智大社

朱塗りの社殿が美しい熊野信仰の中心地

全国4000社の熊野神社の総本社で、熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山と呼ばれています。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』にも登録されており、御本殿域は国指定重要文化財となっています。古くから熊野の神々は那智の滝本にお祀りされていましたが、山の中腹に社殿をつくり、熊野の神々と滝の神様をお迎えしたことから始まる神社です。

創建より1700年ほどの歴史があるこの場所は、落ち着いた雰囲気の中で深い精神性と日本の自然を体感したい方にぴったり。四季折々の自然を感じながら463段の石段を登ると、朱塗りの社殿が6棟あり、その落ち着いた美しさに心が洗われます。

社殿には、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)を御主神として、それぞれに神様が祀られています。熊野夫須美大神は「結宮(むすびのみや)」といわれ、人の縁や諸々の願いを結ぶとして崇められています。また、境内にある御縣彦社(みあがたひこしゃ)では、熊野の神様のお使いであり、より良い方向へ導く「お導きの神様」とされる三本足の烏「八咫烏(やたがらす)」が祀られています。

3月末から4月初め、桜の季節の熊野那智大社は必見!上品で優雅な姿を見せる枝垂桜が訪れる人々を迎え入れ、古き良き日本の情緒を感じることができます。石段の登りが心配な方でも、車やバスを利用して気軽に訪れることができるため、どなたでも神社の静かで穏やかなひとときを堪能することができます。

住所
東牟婁郡那智勝浦町那智山1
電話番号
0735-55-0321
徒歩ですぐ

那智山青岸渡寺

那智の滝と三重塔の絶景を堪能!世界遺産の熊野信仰の中心地

⽇本最古の巡礼路である西国三十三所観音霊場の第一番札所として知られる那智山青岸渡寺は、熊野那智大社とともに神仏習合の霊場として栄えた天台宗の寺院です。2004年には世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産に指定され、見どころも多岐にわたります。

天正18年(1590年)に豊臣秀吉が再建した本堂(如意輪堂)は、天然木の質感を活かした「素木造り」で、当時の建築技術を色濃く残しています。堂内にある日本一の大鰐口は秀吉が寄進したものです。

本堂の後方からの景色は、名瀑・那智の滝と朱塗りの三重塔の美しい調和が楽しめる絶好のフォトスポット。また、塔の上層階からは那智の滝や太平洋の広大な景色を望むことができます。

住所
東牟婁郡那智勝浦町那智山8
電話番号
0735-55-0001
営業時間
7:00~16:30
徒歩で約15分

那智の滝

迫力満点!日本一の落差を誇る名瀑

熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体として崇められている那智の滝。「一の瀧」とも呼ばれ、上流にある「二の瀧」「三の瀧」と合わせて「那智大滝」と総称されます。この滝は国の名勝に指定されており、日本三名瀑の一つでもあります。落差133mの滝の流れは迫力があり、毎秒約1トンの水量が落下しています。那智山の奥山、大雲取山から流れ落ちる水しぶきが周囲を白く彩り、壮大な景色を生み出します。

滝の幅は13mで、流れ落ちる水は三筋に分かれているため「三筋の滝」と呼ばれることもあります。滝を真正面から拝観できる観覧舞台、御滝拝所舞台からはまるで滝と一体になれるような距離で名瀑の迫力を肌で感じることができます。また、滝つぼの水は延命長寿の水とも伝えられており、口に含めばその清らかさが旅の疲れを癒やしてくれそうです。

自然が織り成す美しく力強い光景をぜひご覧ください。

住所
東牟婁郡那智勝浦町那智山
電話番号
0735-55-0321
徒歩ですぐ

飛瀧神社

那智の滝を御神体として祀っている熊野那智大社の別宮。本殿や拝殿は存在せず、直接滝を拝みます。

住所
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
電話番号
0735-55-0321(熊野那智大社)
営業時間
授与所 7:30~16:30
定休日
無休
・熊野御坊南海バス:那智の滝前バス停(16:29発)→紀伊勝浦駅バス停(16:53着)
・JR特急「南紀8号」:紀伊勝浦駅(17:11発)→名古屋駅(20:49着)
・新幹線「のぞみ58号」:名古屋駅(21:22発)→東京駅(22:57着)
Goal
  • 高野山駅
  • 高野山宿坊協会 中央案内所 
  • 【昼食】精進料理
  • 壇上伽藍
  • 高野山霊宝館
  • 金剛峯寺
  • 【宿泊】高野山で宿坊体験
  • 奥之院
  • 熊野本宮館
  • 熊野本宮大社
  • 大斎原(おおゆのはら)
  • 【宿泊】熊野本宮温泉郷
  • 新宮駅
  • 熊野速玉大社
  • 神倉神社
  • 【昼食】新宮市内
  • 世界遺産 熊野古道:大門坂
  • 熊野那智大社
  • 那智山青岸渡寺
  • 那智の滝
  • 飛瀧神社

※Google Mapの読込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がありますのでご了承ください

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