名古屋発!特急南紀で行く2泊3日熊野旅「Re: 和歌山・熊野の”とっておき”に出逢う。」
熊野古道は紀伊半島にある複数の歴史的な参詣道の総称で、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)への参拝道として知られています。2004年には世界遺産に登録されました。
このモデルコースでは、名古屋から特急南紀を利用し、レンタカーで熊野三山とその周辺を巡るコースを紹介します。
世界遺産とマリンアクティビティ、気軽に両方を楽しめるコースとなっています。
※モデルコースは土、休日ダイヤを基に作成しています。平日は本数・時刻が異なる可能性があります。
※2024年4月時点のダイヤを基に作成しています。
- 春
- 夏
- 秋
- 冬
- 所要時間
- 2泊3日
- 移動手段
- 特急南紀、レンタカー、レンタサイクル、徒歩
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橋杭岩周遊シーカヤックツアー/ビーチハウス・ラパン
カヤックならではの水面に近い視線で沖に出ると、新しい世界が広がります。カヤックでしか行けない橋杭岩の裏側も見ることができます。
- 住所
- 東牟婁郡串本町くじの川1597
- 電話番号
- 090-3356-8305
- 定休日
- 水曜日、夏季(7-8月)は無休
太地町立くじらの博物館
クジラやイルカとふれあえる楽しい博物館
太地町立くじらの博物館は、クジラ専門の博物館です。クジラに関する歴史や人と関わりについてさまざまな資料が展示されています。館内には、世界で最も大きい動物「シロナガスクジラ」の全身骨格の標本もあり、原寸大なので迫力満点です。また、セミクジラやシャチなどの実物の全身骨格標本、クジラの骨格標本、液浸標本なども展示され、見ごたえがあります。さらに、太地の伝統的な捕鯨方法「古式捕鯨」を再現したジオラマも見学できます。
ふれあい体験も充実しており、餌あげ体験ではイルカやクジラにエサとなる魚を直接あげることができます。また、カヤックでクジラたちの近くまで行ってエサをあげるなど、間近で見るクジラに興奮すること間違いなし! 館内の水族館では、小型のバンドウイルカや太地周辺の魚類、甲殻類、クラゲなども観察できます。
他にも、イルカたちのダイナミックなショーや、自然の入江を仕切って作られた自然プールでのゴンドウクジラのショーなど、楽しみが盛りだくさん。イルカショーの後には、イルカに触れることもでき、大人も子どもも楽しめる魅力的な博物館です。
- 住所
- 東牟婁郡太地町太地2934-2
- 電話番号
- 0735-59-2400
- 営業時間
- 8:30~17:00
ホテル浦島
自然の造形物 洞窟の温泉
- 住所
- 東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
- 電話番号
- 0735-52-1011
- 営業時間
- 9:00~19:00
- 定休日
- 不定休
勝浦漁港にぎわい市場
生鮪の水揚げ日本一の勝浦市場に隣接する「鮪と食のエンターテインメント施設」
- 住所
- 東牟婁郡那智勝浦町築地7-12
- 電話番号
- 0735-29-3500
- 営業時間
- 8:00~16:00(LO15:30)
- 定休日
- 火曜日(年末年始、お盆等は営業)
※詳しくはHP参照
Column
熊野のグルメ「生まぐろ」「めはり寿司」「熊野牛」
那智勝浦は全国有数の「生まぐろ」の水揚げの地。冷凍していない美味しさとモチモチ感は、ぜひ一度は味わいたいもの。
また「めはり寿司」は、塩や醤油で漬けた高菜でご飯を包んだ郷土料理。こぶし程の大きさで「目を見張るほど大きな口を開けて食べる」、「目を見張るほど美味しい」ことが名前の由来とも言われています。
他にも幻と言われる「熊野牛」など、熊野ならではのグルメをぜひ、お試しあれ!
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大門坂
古来より、多くの参詣者たちを受け入れてきた熊野古道。大門坂は、その面影をもっとも色濃く今に残している場所です。全長約500m、高低差約100mの苔むした石畳道と樹齢800年を超す老杉等に囲まれた古道では、夫婦杉、古の関所跡や霊場への入り口といわれた「振ヶ瀬橋(ふりがせばし)」などがつぎつぎと姿をみせます。
Column
平安衣装体験
夫婦杉近くにある大門坂茶屋では、平安衣装の貸出を行っており、当時の姿を再現した平安衣装に身を包み、熊野古道を散策することができます。いつもとは少し違う、旅先だからこそ楽しめる本場での非日常な体験。かつての参詣者たちと同じ装いで聖地「那智山」を訪れ、味わい深い時間を過ごしてみませんか。
※体験予約は下記リンク先から「平安衣装体験(2時間コース)」を選択ください
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熊野那智大社
朱塗りの社殿が美しい熊野信仰の中心地
全国4000社の熊野神社の総本社で、熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山と呼ばれています。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』にも登録されており、御本殿域は国指定重要文化財となっています。古くから熊野の神々は那智の滝本にお祀りされていましたが、山の中腹に社殿をつくり、熊野の神々と滝の神様をお迎えしたことから始まる神社です。
創建より1700年ほどの歴史があるこの場所は、落ち着いた雰囲気の中で深い精神性と日本の自然を体感したい方にぴったり。四季折々の自然を感じながら463段の石段を登ると、朱塗りの社殿が6棟あり、その落ち着いた美しさに心が洗われます。
社殿には、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)を御主神として、それぞれに神様が祀られています。熊野夫須美大神は「結宮(むすびのみや)」といわれ、人の縁や諸々の願いを結ぶとして崇められています。また、境内にある御縣彦社(みあがたひこしゃ)では、熊野の神様のお使いであり、より良い方向へ導く「お導きの神様」とされる三本足の烏「八咫烏(やたがらす)」が祀られています。
3月末から4月初め、桜の季節の熊野那智大社は必見!上品で優雅な姿を見せる枝垂桜が訪れる人々を迎え入れ、古き良き日本の情緒を感じることができます。石段の登りが心配な方でも、車やバスを利用して気軽に訪れることができるため、どなたでも神社の静かで穏やかなひとときを堪能することができます。
- 住所
- 東牟婁郡那智勝浦町那智山1
- 電話番号
- 0735-55-0321
那智山青岸渡寺
那智の滝と三重塔の絶景を堪能!世界遺産の熊野信仰の中心地
⽇本最古の巡礼路である西国三十三所観音霊場の第一番札所として知られる那智山青岸渡寺は、熊野那智大社とともに神仏習合の霊場として栄えた天台宗の寺院です。2004年には世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産に指定され、見どころも多岐にわたります。
天正18年(1590年)に豊臣秀吉が再建した本堂(如意輪堂)は、天然木の質感を活かした「素木造り」で、当時の建築技術を色濃く残しています。堂内にある日本一の大鰐口は秀吉が寄進したものです。
本堂の後方からの景色は、名瀑・那智の滝と朱塗りの三重塔の美しい調和が楽しめる絶好のフォトスポット。また、塔の上層階からは那智の滝や太平洋の広大な景色を望むことができます。
- 住所
- 東牟婁郡那智勝浦町那智山8
- 電話番号
- 0735-55-0001
- 営業時間
- 7:00~16:30
那智の滝
迫力満点!日本一の落差を誇る名瀑
熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体として崇められている那智の滝。「一の瀧」とも呼ばれ、上流にある「二の瀧」「三の瀧」と合わせて「那智大滝」と総称されます。この滝は国の名勝に指定されており、日本三名瀑の一つでもあります。落差133mの滝の流れは迫力があり、毎秒約1トンの水量が落下しています。那智山の奥山、大雲取山から流れ落ちる水しぶきが周囲を白く彩り、壮大な景色を生み出します。
滝の幅は13mで、流れ落ちる水は三筋に分かれているため「三筋の滝」と呼ばれることもあります。滝を真正面から拝観できる観覧舞台、御滝拝所舞台からはまるで滝と一体になれるような距離で名瀑の迫力を肌で感じることができます。また、滝つぼの水は延命長寿の水とも伝えられており、口に含めばその清らかさが旅の疲れを癒やしてくれそうです。
自然が織り成す美しく力強い光景をぜひご覧ください。
- 住所
- 東牟婁郡那智勝浦町那智山
- 電話番号
- 0735-55-0321
熊野本宮大社
古式ゆかしい雰囲気が漂う聖地
ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に登録されている熊野本宮神社。神秘的な力を感じることのできる熊野三山の一つで、かつては熊野の神といえば本宮のことを表しているとされてきました。
一歩足を踏み入れると、自然の息吹と歴史の重みがゆったりとした時間の流れとともに感じられます。桧皮葺で白木造りの社殿は国の重要文化財に指定され、主祭神である家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、スサノオノミコト)が祀られており、毎年多くの参拝者が訪れます。
宝物殿には、国指定重要文化財の「鉄湯釜」をはじめとする貴重な宝物が収蔵されており、歴史を感じさせます。また、熊野信仰の象徴である八咫烏(やたがらす)をデザインモチーフにした瑞鳳殿には茶房やカフェ、土産店などが併設されており、参拝の後にゆっくりと一息つくのにも最適です。
- 住所
- 田辺市本宮町本宮
- 電話番号
- 0735-42-0009
- 営業時間
- 8:00~17:00
大斎原
明治22年(1889年)の大洪水まで熊野本宮大社のあった旧社地。神が舞い降りたという大斎原は、近年ではパワースポットとして人気をあつめています。
- 住所
- 田辺市本宮町本宮
- 電話番号
- 0735-42-0009
Column
熊野本宮温泉郷
熊野本宮大社の近くには、3つの個性豊かな温泉地があります。
川底からお湯が湧き出し冬には野趣あふれる大露天風呂が楽しめる「川湯温泉」、熊野詣の湯ごり場として多くの旅人が行き来した「湯の峰温泉」、そして関西最大級の露天風呂のある「渡瀬温泉」。
それぞれの趣にどっぷり浸かって、旅の疲れを癒しましょう。
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熊野速玉大社
境内にそびえる樹齢1000年のナギ
鮮やかな朱塗りの社殿とともに、深い信仰を集める霊場として知られる熊野速玉大社。熊野三山のひとつで、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に登録されています。主祭神として祀られているのは、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ、イザナギノミコト)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)。境内には、天然記念物に指定されるご神木・樹齢1000年のナギの大樹があり、その荘厳な姿から長い歴史と神秘的なエネルギーを感じられます。
また、熊野神宝館には室町時代の蒔絵手箱や檜扇など約1,200点にものぼる国宝が保管され、その一部が公開されています。室町時代に足利義満公が奉納したと伝えられる調度品などの展示物は見ごたえがあり、日本の歴史の深さを感じさせる貴重な文化財の宝庫となっています。
- 住所
- 新宮市新宮1
- 電話番号
- 0735-22-2533
- 営業時間
- 【熊野神宝館】9:00~16:00
神倉神社
新宮の街を見守る巨岩を祀る神社
権現山(神倉山)の中腹に鎮座する歴史ある神社。熊野の神々が最初に降臨した聖地とされ、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産でもあります。
天ノ磐盾(あまのいわたて)という崖の上にあり、538段の急峻な石段を登ったところにある蛙の姿に似た巨岩「ゴトビキ岩」が御神体。熊野古道の一部であるこの石段は源頼朝寄進と伝えられ、悠久の歴史を感じさせます。
神社の石段は急勾配のため、運動靴での挑戦がおすすめ。登頂後に見下ろす市街地と熊野灘の眺めは、新宮市随一のビュースポットです。
毎年2月6日の夜に行われる火祭り「御燈祭(おとうまつり)」の舞台としても知られます。白装束に荒縄を締めた約2000人の男子が松明を持ち、山頂から急な石段を駆け下りる「火の滝」をひと目見ようと全国から多くの観光客が訪れます。
- 住所
- 新宮市神倉1-13-8
- 電話番号
- 0735-22-2533
Column
動画で見る 名古屋発!「Re: 和歌山・熊野の”とっておき”に出逢う。」
名古屋発で楽しむ、和歌山・熊野の世界遺産、温泉、グルメ、絶景にアクティビティ!
「Re: 」をテーマに、YouTuber「まんまるこまち」さんが”とっておき”の各所を巡ります。
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プロフィール【まんまるこまち】
「食べて・飲んで」をテーマにした動画で知られる愛知県出身の人気YouTuber。特に料理とお酒を豪快に楽しむ姿が多くの女性ファンに支持されています。明るく飾らない性格が魅力で、「友達と一緒にいる気分」になる動画を配信し続けています。