秋の熊野 燃ゆる山々

気候もよく古道歩きにはぴったりのこの季節、踏み出す一歩も心地よいものとなるでしょう。熊野の山々が織りなす赤や黄色、緑の鮮やかな美しい景色は必見です。

秋の熊野 燃ゆる山々

とがの木茶屋の紅葉

とがの木茶屋は、継桜王子にある休憩所。古道を歩く人たちをボランティアのスタッフが温かく迎えてくれます。かやぶき屋根と紅葉の取り合わせが旅の疲れを癒してくれます。


・市町村:田辺市中辺路・大塔

・場所:田辺市中辺路町野中(継桜王子)

・時期/時間帯:秋(11月) / 日中(昼間)

・気象条件:晴れ

・出現頻度:季節に応じて

・アクセス:龍神バス、明光バスの野中一方杉バス停から徒歩20分。

発心門王子の紅葉

発心門王子は熊野の神域の入り口とされ、熊野九十九王子の中でも格式の高い「五躰王子」の一つに数えられています。建仁元年(1201年)にここを訪れた歌人・藤原定家は、生い茂る木々が紅葉して境内を染める様に感動を覚えたと記しています。


・市町村:田辺市本宮

・場所:田辺市本宮町三越(発心門王子)

・時期/時間帯:秋(11月、12月) / 日中(昼間)

・気象条件:晴れ 曇り その他(特になし)

・出現頻度:天候に応じて

・アクセス:熊野本宮大社前から発心門王子行きバスで約15分。

滝尻王子の紅葉

滝尻王子にはカエデが多く、紅葉の時季には天候によりさまざまな表情を見せてくれます。


・市町村:田辺市中辺路・大塔

・場所:田辺市中辺路町栗栖川(滝尻王子)

・時期/時間帯:秋(11月) / 日中(昼間)

・気象条件:晴れ 曇り 雨 その他(特になし)

・出現頻度:季節に応じて

・アクセス:龍神バス、明光バスの「滝尻」バス停からすぐ。

野中の清水の紅葉

日本の名水100選に選ばれた野中の清水は、四季を問わず満々と水をたたえています。秋には周囲の紅葉が水面に映り、錦を織り成します。


・市町村:田辺市中辺路・大塔

・場所:田辺市中辺路町野中

・時期/時間帯:秋(11月、12月) / 日中(昼間)

・気象条件:晴れ

・出現頻度:季節に応じて

・アクセス:龍神バス、明光バスの野中一方杉バス停から徒歩20分。

ひるね茶屋の黄葉

熊野古道「潮見峠越」の途中にある休憩所「ひるね茶屋」は、田辺湾を一望することができる絶景ポイント。秋には施設前のイチョウの葉が色付き、落葉すると黄色いじゅうたんが一面に広がります。


・市町村:田辺市街地

・場所:田辺市長野

・時期/時間帯:秋 / 夕

・気象条件:晴れ

・出現頻度:季節に応じて

・アクセス:「長尾口」バス停から徒歩80分。JR紀伊田辺駅から月曜日、金曜日に長尾口行きバスを運行。

詳しくはhttps://www.city.tanabe.lg.jp/kikaku/bus/files/nagano_chirashi.pdf

ちょっとよりみち展望台の紅葉と大鳥居

熊野本宮大社を望む熊野古道の展望台からは四季折々、時刻によってさまざまな景観を楽しむことができます。とりわけ美しいのは早朝の風景。旧社地・大斎原(おおゆのはら)に朝日が差し込むと、朝霧が舞い踊るように輝きだします。秋には、展望台の紅葉が熊野の山々に彩りを添えます。


・市町村:田辺市本宮

・場所:田辺市本宮町本宮

・時期/時間帯:秋(11月) / 日出

・気象条件:晴れ

・出現頻度:条件が整えば

・アクセス:伏拝王子から下りで徒歩約40分、熊野本宮大社から上りで徒歩約25分。

大銀杏の落葉

田辺市の天然記念物に指定されている大銀杏が色付くのは11月下旬。12月に入って落葉の時を迎えると、辺り一面が黄色く染まります。


・市町村:田辺市中辺路・大塔

・場所:田辺市中辺路町福定

・時期/時間帯:秋(11月、12月) / 日中(昼間)

・気象条件:晴れ

・出現頻度:季節に応じて

・アクセス:龍神バス、明光バスの「福定」バス停下車。徒歩20分。

紹介したスポット一覧

  • とがの木茶屋の紅葉
  • 発心門王子の紅葉
  • 滝尻王子の紅葉
  • 野中の清水の紅葉
  • ひるね茶屋の黄葉
  • ちょっとよりみち展望台の紅葉と大鳥居
  • 大銀杏の落葉

※Google Mapの読込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がありますのでご了承ください

ページ
トップへ