春の花めぐり【5 選】
ツツジに桃、チューリップ、藤、そして人気の桜。
色とりどりの花々を存分に愛でる、春の和歌山の花めぐり。
暖かな日差しと春風に誘われて、お出かけしてみませんか。
花見と一緒に、家族で遊べる施設や桃の里、歴史ある寺院、城跡など、
県内の名所を回れるのもうれしい点です。
そして行楽のもう一つのお楽しみは、おいしいランチやスイーツ。
和歌山の旬の食材を味わえるお店や、
こだわりのメニューがいただけるカフェをピックアップしました。

ツツジ咲く「四季の郷公園」/和歌山市
25.5ヘクタールの広大な敷地で、「食×農×体験」を満喫する関西最大級の道の駅です。
自然の中で遊び、果樹や草花を愛で、四季の味覚を満喫。園内には、アスレチックや遊具で遊べる
「見晴らしの丘」「つき山の遊び場」、様々な品種のバラが美しい「バラの温室」などお楽しみがいっぱいです。
西側斜面にある「花のすべり台」の周辺には、約500メートルにわたって、白やピンク、赤、
紫のツツジが植えられています。
斜面を覆う色鮮やかな花を土手の上や下から眺めましょう。例年4月中旬から5月にかけて見頃を迎えます。
道の駅 四季の郷公園「FOOD HUNTER PARK」/和歌山市
和歌山市明王寺479-1
073-478-0070(公園管理事務所「四季さい館」)
営業/平日10:00~17:00
土曜日・日曜日・祝日9:00~17:00
休み/年末年始(12月30日~1月3日を除く)
もともと公園内にあった木造建築をリニューアルした店内は、
木の素材感や左官仕上げのカウンターが温かい雰囲気。
窓外の緑を眺めつつ、和歌山の美味しい食を堪能できます。
醤油や梅干し、金山寺味噌など、和歌山ならではの調味料が
使われているのもポイント。
中でも精米したてのお米を竈(かまど)で炊いたつやつやご飯に、
ふわふわのしらすをのっけた「しらす丼」(1,430円)は絶品。
自家焙煎のオリジナルブレンドのコーヒーや店内で揚げたドーナツ
(プレーン297円)が美味しいカフェスペース、高温の石窯で焼き上げた窯焼きパンは大人気です。
火の食堂(道の駅 四季の郷公園「FOOD HUNTER PARK」内)/和歌山市
和歌山市明王寺479-1
073-499-4270(レストラン棟)
営業/平日10:00~17:00(定食類は11:00~14:00)
土曜日・日曜日・祝日9:00~17:00
(定食類は11:00~15:00)
休み/年末年始(12月31日~1月2日を除く)
一面のももいろ「桃源郷」/紀の川市
紀の川沿いに一面の桃畑が広がる、紀の川市桃山町。この地で栽培される桃は、「あら川の桃」ブランドとして有名。
また、「桃源郷」は花見の名所としても知られ、例年3月下旬から4月上旬にかけて、辺り一面が桃色に染まる光景は、
「ひと目十万本」と称えられるほど。満開の時期にはほのかに甘い香りが漂うことから、「かおり風景100選」に選ばれています。桃の花に包まれる「桃源郷」を求めて多くの人が訪れる開花時期には、「桃山まつり」や「桃源郷ハーフマラソン」などのイベントも開催されるので、チェックしてみては?
「桃源郷」/紀の川市
紀の川市桃山町
0736-66-1259(あら川の桃振興協議会)
臨時駐車場/開花期間中の9:00~17:00
※散策自由、個人の畑のため畑内への立ち入りは禁止です。
和歌山県産の食材をふんだんに使った焼きたてパンや、
ランチメニューが評判のベーカリーレストラン。
季節ごとに代わる期間限定のパフェをはじめ、
旬の地元産フルーツを使ったスイーツも大人気です。
オーナーシェフのおすすめはパン食べ放題のランチ。
いろんなパンが盛りだくさんなので、お腹を空かせて行きましょう。
気に入ったらお土産に買って帰るのも◎。
もちろんパン購入だけの利用もOKです。
ベーカリーには種類豊富なパンが並んでいて、目移りしそう。
デニッシュやクグロフ、クロワッサン、ハード系パンは鉄板です。
MAISON FLEURIR(メゾン フルリール)/紀の川市
紀の川市桃山町市場309-2
0736-66-3233
営業/パン販売10:00~17:00
カフェ営業11:30~16:30
ランチ二部制11:30~13:00/13:15~14:30
休み/月曜日、火曜日
チューリップが彩る「亀池公園」/海南市
約13万平方メートルの広大な池の中島に、紀州徳川家の別邸「双青閣」が浮かぶ亀池公園。
約2000本の桜が美しく、県内でも有数の花見の名所として愛されています。
そんな公園が、近年はチューリップでも知られるように。
こちらは、地元の企業がボランティアで球根を植栽。園内各所で、約24品種2万本が色とりどりの花を咲かせます。
花壇は毎年テーマを決めてデザインされ、例年3月下旬から4月上旬の見ごろには、彩り豊かな模様が出現。
ちょうど桜の満開と重なる時期には、桜×チューリップの共演が楽しめます。
「亀池公園」/海南市
海南市阪井806番地
073-483-8461(海南市産業振興課)
073-484-2326(海南市物産観光センター)
休み/無休
地元・和歌山県産の食材を豊富に使った石窯ピザやパスタ、
窯焼き料理、ドルチェなどが評判のお店です。
ピザは一番人気のマルゲリータをはじめとした定番から、
しらすやネギ味噌を使ったものまで豊富にそろっています。
ランチセットや単品料理、ドリンク類のテイクアウトができるので、
春の陽気に誘われてお外ごはんを満喫するのも良さそうです。
カフェタイムに訪れるなら、オーナーがイタリアから取り寄せた豆で
淹れるこだわりのコーヒーをぜひ。
事前予約すれば、石窯ピザ付きのラテアート体験も楽しめます。
REICAFE(レイカフェ)/海南市
海南市大野中677
073-460-0308
営業/11:00~21:30(ランチ~14:30)
休み/月曜日、火曜日、金曜日(祝祭日は営業)
※ピザが完売の時点で営業を終了
見事な藤棚の「子安地蔵寺」/橋本市
東大寺の大仏造立に奔走した高僧・行基が開いた古刹。
祀られている日本最古の地蔵菩薩は、行基自らが彫った由緒ある仏像です。
安産祈願の寺、「紀伊之国13仏霊場」として知られる他、「関西花の寺25カ所」の一つとしても有名。
四季を通して花々が出迎えてくれます。とりわけ3月に咲くクリスマスローズ、4月末ごろに咲く藤は見事。
口紅藤や八重黒龍藤、紫カピタン藤など、早咲きから遅咲きまで品種がそろっているため、見ごろを長く楽しめます。
開花時期にはお寺の公式WEBで藤の開花情報を知らせてくれるので、お出かけ前に確認を。
「子安地蔵寺」/橋本市
橋本市菖蒲谷94
0736-32-1774(代表)
0736-34-2487(ふじの開花状況案内番号)
拝観時間/8:00~17:00
拝観料/300円
自家栽培の新鮮な無農薬野菜を使い、
“綺麗”と“健康”を意識したメニューを提供する店。
人気の月替わりランチや、鹿か猪を選べるジビエランチなどは、
いずれも野菜がたっぷり。ヘルシーなだけでなく、彩り豊かで味わい
深い料理を、目でも舌でも存分に楽しめます。
ヴィーガンカレーやお子様セットも用意されているので、菜食の方
やお子様連れの方も気軽に入れそうです。
季節のフルーツを盛り込んだパフェやタルト、ケーキといった手作り
スイーツもおいしいので、食事の後にいかがですか。
Jaya Cafe(ジャヤカフェ)/橋本市
橋本市神野々1042-5
0736-26-8378
営業/ランチ11:00~14:00(L.O.13:40)
カフェ11:00~16:00(L.O.15:40)
休み/日曜日
桜が咲き乱れる「新宮城跡」/新宮市
源為義の娘である丹鶴姫の住まいだったことから、丹鶴城とも呼ばれる新宮城跡。
石段の上の高台には天守台と本丸跡があり、熊野川や熊野大橋を見晴らす城跡公園になっています。
天守閣はないものの、堅牢な石垣が残っているほか、城郭には港の跡も。
花見シーズンには、貴重な石垣遺構と満開の桜、眼下に広がる眺望がひとつになった景趣を満喫できます。
また園内では、開花時期に合わせて夜間のライトアップを実施。
ソメイヨシノを中心とした桜花が、提灯や照明に照らし出されて淡く浮かび上がる光景が幻想的です。
新宮城跡からすぐ。
丹鶴商店街にある丹福は、白壁に描かれたTANPUKUの
文字とロゴが目印です。
朝8時半から開いているので、モーニングやランチ、カフェタイムなど、シチュエーションに合わせて便利に使えそうです。
開放感があるおしゃれな空間で、まったりリラックスを。手作りのケーキやパフェはいずれも美味です。
またフードやドリンク類はテイクアウト可能。オリジナルクッキー缶に入ったクッキーや、小袋の焼き菓子など、ちょっとしたお礼やプレゼントに良さそうなスイーツも販売されています。
丹福/新宮市
新宮市丹鶴2-3-1-1F
0735-29-2123
営業時間/8:30~17:00(L.O.16:30)
休み/無休
旬のおすすめ情報 観光地MAP
- 四季の郷公園
- 火の食堂
- 「桃源郷」/紀の川市
- MAISON FLEURIR(メゾン フルリール
- 亀池公園
- REICAFE(レイカフェ)
- Jaya Cafe(ジャヤカフェ)
- 新宮城跡
- 丹福
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