黒江の町並み
ノスタルジックな雰囲気漂う紀州漆器の里
「紀州漆器」と聞くと、光に反射する美しい黒と朱色のお盆やお椀を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?和歌山県海南市黒江は、そんな日本の漆器四大産地のひとつ、400年以上の歴史を誇る伝統工芸品を作り続けてきた職人の街です。
黒江は、「のこぎり歯の町並み」とよばれています。昔の漆器職人たちの住居や職場が道に面して斜めに、まるでのこぎり歯のように規則正しく並んでいることからそう呼ばれるようになりました。京風で趣のある「連子格子」の外観を持つ町屋もあり、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。
黒江を詳しく知りたい方にぴったりなのが「海南市語り部の会」。語り部さんが、町を散策しながら歴史やエピソードについて教えてくれます。
毎年11月の第1土・日曜日には、「紀州漆器まつり」が開催され、紀州漆器と黒江の町並みをテーマにしたイベントが盛りだくさん。他にも、8月14日の夜には、100年以上の歴史を持つ「下駄市」と呼ばれる夜市も開催されます。
ゆっくりとした時間が流れる町の雰囲気をお楽しみください。
基本情報
- 所在地
- 和歌山県海南市黒江川端通り沿い
- 電話番号
- 073-483-8461(語り部予約 海南市産業振興課観光係)
- FAX番号
- 073-483-8466
- 料金
- 語り部を依頼する場合 1時間1,000円~
- アクセス
- JRきのくに線「黒江駅」から徒歩で約15分
- 関連リンク
※施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。