廣八幡宮
日本遺産「百世の安堵」~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産~の神社
6世紀、欽明天皇の時代に河内国誉田八幡宮から勧請されたと伝承。室町時代に造営された檜皮葺き三間社流造の本殿をはじめ、6棟の国指定重要文化財を有しています。また、日本遺産「百世の安堵」~津波と復興の記憶が生きる広川の防災遺産~の構成文化財でもあります。安政元年(1854)の南海地震と津波がこの地を襲った際、刈り取った稲むらに火をつけて道標にし、暗闇の中、村人を高台の廣八幡宮まで避難させたという濱口梧陵の逸話「稲むらの火」の舞台です。
現在も津波避難場所に指定されていて、平成25年(2013)には津波避難施設が設けられました。毎年11月5日、「世界津波の日」に広川町で開催されている「津波祭」の式典後には、広八幡宮への避難訓練も行われています。
基本情報
- 所在地
- 和歌山県有田郡広川町上中野206
- 電話番号
- 0737-63-5731
- 駐車場
- 第一駐車場(バス・乗用車兼用) 楼門から北80m 約40台収容
第二駐車場 楼門から南70m 約15台収容 - アクセス
- 広川ICから5分
有田ICから10分
JR湯浅駅からタクシー5分 - 関連リンク
※施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。