妙法山阿弥陀寺
ひとつ鐘まいりで有名な、弘法大師ゆかりの寺院
熊野妙法山阿彌陀寺は、紀州南端にそびえる標高749mの妙法山に佇む真言宗の寺院です。妙法山は弘法大師ゆかりの地であり、女人高野とも称される那智三峰の一つ。奈良時代に創建されたと伝えられ、現在も死者供養や納骨の習俗が受け継がれています。本堂に祀られているのは、御本尊の阿弥陀如来をはじめ、不動明王、千手観音菩薩、役行者。古くから「亡者の熊野詣」と語り継がれ、亡くなった人の魂は妙法山を訪れ、阿彌陀寺にある「ひとつ鐘」をつくとされています。この鐘には、弘法大師の書とされる「南無阿弥陀仏」の文字と、「空海」の銘が刻まれています。山門の前、庭の右手には見晴台があり、那智山青岸渡寺の裏手から脇道を登ると、約30分で到達。熊野灘の雄大な景色が広がり、遠く大島を望むことができます。
基本情報
- 郵便番号
- 〒649-5453
- 所在地
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町南平野2270
- 電話番号
- 0735-55-0053(0735-55-0726)
- 関連リンク
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