和歌の浦の干潟
万葉歌人・山部赤人がその情景を詠んだ和歌の聖地
和歌山市南部、和歌川の河口に広がる自然豊かな干潟。万葉集にも詠まれた歴史ある場所で、潮の満ち引きによってその姿を変え、多様な生き物たちの楽園となっています。そもそも和歌の浦は干潟を中心に、南は熊野参詣道・藤白坂から、西は紀伊水道に面した雑賀崎まで、緑豊かな山並みと大海原に抱かれる絶景の宝庫。今から 1300年前の奈良時代、若の浦と呼ばれていたこの地を訪れた聖武天皇が、玉のように美しく島々が連なる眺望に感動して詔(みことのり)を発し、玉津島の神と明光浦霊(あかのうらのみたま)を祭り、この風景を末永く守るように命じたといいます。中でも、行幸に従った万葉歌人の山部赤人が、和歌の浦の情景を讃え詠んだ躍動感にあふれる歌は、今も広く知られています。
基本情報
- 郵便番号
- 〒641-0025
- 所在地
- 和歌山県和歌山市和歌浦中
- 電話番号
- 073-433-8118(和歌山市観光協会)
- アクセス
- 【バス】JR 和歌山駅・南海和歌山市駅から不老橋バス停下車後すぐ
- 関連リンク
※施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。