慈尊院
古来より女人高野として知られる寺院
弘法大師空海が高野山を開創する際に表玄関として創建された寺院。ここは高野山一山の庶務を司る政所としての役割を果たし、高野山への宿所や冬期の修行の場ともされていました。当時の高野山は女人禁制であったため、弘法大師の母は高野山を訪れようとした際に入山できず、ここ「慈尊院」に住まわれました。弘法大師は高野山から20数キロもの山道を下り、月に9度母を尋ねたことから、この地名は「九度山」と称されるようになりました。
慈尊院は「女人高野」ともいわれ、高野山が女人禁制だった時から多くの女性が参拝した歴史があります。現在でも、子宝、安産、育児、授乳、良縁、病気平癒を願って、乳房型の絵馬を奉納する女性が多く訪れています。弥勒堂横に鎮座する約100体ものお地蔵さまにもぜひお参りしてみてください。
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基本情報
- 郵便番号
- 〒648-0151
- 所在地
- 和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832
- 電話番号
- 0736-54-2214(慈尊院 ※問合せ受付時間 8:00~17:00)
- FAX番号
- 0736-54-2214
- 営業時間
- 8:00〜17:00
- アクセス
- 【車・タクシー】南海九度山駅から約8分
【電車】南海高野線「九度山」駅から徒歩で約20分 - 関連リンク
※施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。