興国寺
大きな天狗面が祀られ、天狗伝説が語り継がれる
鎌倉幕府の三代将軍源実朝の菩提を弔うために、1227年の安貞元年に建立。その後、1340年の興国元年に後村上天皇の時代を経て「興国寺」と名づけられました。ここには「その昔、火災による再建の際、赤城山の大天狗が一夜にして伽藍を建立した」という天狗伝説が残されています。長さ2.4メートル、幅2.7メートルの圧倒されるほど大きな天狗のお面は、この大天狗への感謝の心を形にしたもの。毎年1月には天狗まつりが行われ、後世にこの伝説を伝えています。
また、しょうゆ文化の発祥地としても有名で、法燈国師が中国から持ち帰った金山寺味噌の製造技術を元に、しょうゆを生み出した場所として知られています。興国寺からほど近いところにある直営店「檜屋」では、由良町推奨産品の「天狗醤油」が販売されています。
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基本情報
- 所在地
- 和歌山県日高郡由良町門前801
- 電話番号
- 0738-65-0154(興国寺)
- 駐車場
- 10台
- アクセス
- JRきのくに線「紀伊由良駅」から徒歩で約15分
- 関連リンク
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