春の熊野 桜巡りの旅
桜咲く春を迎えると、熊野も一気に華やかな雰囲気に。 寒さ和らぎ過ごしやすくなったこの季節に、桜を愛でながら古道歩きをしてみませんか。
大斎原の桜
熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)は桜の名所としても知られています。ソメイヨシノやシダレザクラが咲き誇り、日本一の大鳥居も春色に染まります。
・市町村:田辺市本宮
・場所:田辺市本宮町本宮(大斎原)
・時期/時間帯:春(3月、4月) / 日中(昼間)
・気象条件:晴れ 曇り
・出現頻度:季節に応じて
・アクセス:JR紀伊田辺駅から龍神バス・発心門王子行きで2時間。「本宮大社前」バス停下車。車では、阪和自動車道南紀田辺インターから57km、1時間20分。熊野本宮大社前の熊野川河原に駐車場があります。
クマノザクラ
クマノザクラは2018年、日本国内の野生の桜としては100年ぶりに新品種と確認されました。田辺市本宮町を中心にした熊野地域の山間部や、串本町、那智勝浦町の海岸部などに生えます。ヤマザクラより早い2月下旬から4月中旬にピンクの花を咲かせます。古座川町池野山にタイプ木(基準木)があります。
・市町村:古座川町
・場所:古座川町池野山
・時期/時間帯:春(2月~4月) / 日中(昼間)
・気象条件:晴れ 曇り
・出現頻度:季節に応じて
・アクセス:JR古座駅から徒歩1時間10分。
高山寺の桜
高山寺は弘法大師が開創したと伝わる名刹で、墓地には合気道の開祖・植芝盛平や世界的な博物学者・南方熊楠が眠ります。多宝塔と桜の取り合わせは美しく、古道歩きの際にに立ち寄りたい場所です。
・市町村:田辺市街地
・場所:田辺市稲成町
・時期/時間帯:春(3月、4月) / 日中(昼間)
・気象条件:晴れ 曇り
・出現頻度:季節に応じて
・アクセス:JR紀伊田辺駅から徒歩15分。
神倉神社の桜
権現山に鎮座する神倉神社のご神体は「ゴトビキ岩」と呼ばれる巨岩。春には桜が咲き、ご神体と赤い社(やしろ)に彩りを添えます。
・市町村:新宮市
・場所:新宮市新宮
・時期/時間帯:春(3月、4月) / 日中(昼間)
・気象条件:晴れ 曇り
・出現頻度:季節に応じて
・アクセス:JR新宮駅から徒歩30分。
七越峯の桜
七越峯は、熊野川を挟んで熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)の対岸にあります。標高約260mの七越峯森林公園にはソメイヨシノやシダレザクラなど約1000本の桜があり、花の季節には多くの花見客でにぎわいます。
・市町村:田辺市本宮
・場所:田辺市本宮町本宮
・時期/時間帯:春(3月、4月) / 日中(昼間)
・気象条件:晴れ 曇り
・出現頻度:季節に応じて
・アクセス:熊野本宮大社から徒歩30分。
ひるね茶屋のハナモモ
熊野古道「潮見峠越」の途中にある休憩所「ひるね茶屋」は、田辺湾を一望することができる絶景ポイント。近くでは数百本のハナモモを育てており、春にはサクラとの共演が楽しめます。
・市町村:田辺市街地
・場所:田辺市長野
・時期/時間帯:春(4月) / 日中(昼間)
・気象条件:晴れ
・出現頻度:季節に応じて
・アクセス:「長尾口」バス停から徒歩80分。JR紀伊田辺駅から月曜日、金曜日に長尾口行きバスを運行。
詳しくはhttps://www.city.tanabe.lg.jp/kikaku/bus/files/nagano_chirashi.pdf
桜咲く那智山
春の那智山は桜に彩られ、華やかな雰囲気に包まれます。熊野那智大社では4月14日、花山法皇の故事にちなんだ桜花祭が営まれます。
・市町村:那智勝浦町
・場所:那智勝浦町那智山
・時期/時間帯:春(3月、4月) / 日中(昼間)
・気象条件:晴れ 曇り
・出現頻度:天候に応じて
・アクセス:JR紀伊勝浦駅またはJR那智駅から熊野交通で「那智山」バス停下車。熊野那智大社・那智山青岸渡寺まで徒歩10分。
大斎原の桜と天の川
熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)。春には、日本一の大鳥居を桜が彩ります。その上を流れるのは天の川。1年のうち、わずか数日の共演です。
・市町村:田辺市本宮
・場所:田辺市本宮町本宮
・時期/時間帯:春 / 夜
・気象条件:晴れ
・出現頻度:めったにない
・アクセス:熊野本宮大社から徒歩10分
紹介したスポット一覧
- 大斎原の桜
- クマノザクラ
- 高山寺の桜
- 神倉神社の桜
- 七越峯の桜
- ひるね茶屋のハナモモ
- 桜咲く那智山
- 大斎原の桜と天の川
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